temu38のブログ

ゲーム、漫画、音楽、映像などの作品について色々書いています

Orbital 「The Middle Of Nowhere」雑感

            Middle of Nowhere

Orbitalはアーティスト名的にも

宇宙っぽい曲が多いと思うのですが

この「The Middle Of Nowhere」は

宇宙人をテーマにしたアルバムになっています。

 

Orbital特有の綺麗な女性のコーラスの曲から始まって

心地良いリズムを保ちながら

ちょっとダークになったり激しくなったりしつつも

本当に最後まで一貫して宇宙人っぽいサウンドでとても良いです。

 

宇宙人って聞くとちょっと怖いイメージを持ったりもするけど

このアルバムではそのイメージは控えめで、どっちかというと

オモチャのUFOが飛んでるようなフワフワした感じが印象に残りやすくて

宇宙人サウンドなのにめっちゃキャッチーで聴きやすいです。

 

3曲目の「Know Where to Run」という曲は

ブラウン管TVのノイズというかザー音のような

宇宙人ネタを連想させる音を使っています。 

 

      WIP30UT ワイプアウト3

この曲は初代プレステのゲーム「ワイプアウト3」に起用されていて

半重力マシンを扱うレースゲームなのですごいフワフワして

Orbitalのサウンドのフワフワ感とピッタリでとてもカッコよいです。

ゲームも面白いのでオススメです!

 


WipEout® 3 Special Edition OST [PSX]: Orbital - Know Where To Run

 

スターフォックスゼロ 雑感

 

          『スターフォックス ゼロ・スターフォックス ガード』ダブルパック - Wii U

今までニンテンドーDSのタッチペンやWiiリモコンなどの

いわゆる体感型の操作方法に

どうしても馴じめなかったというのがあります。

 

これまでゲームの世界にのめり込むようにプレイしてきたのが

いきなりタッチペンやリモコンの操作で

 無理矢理リアルに引き戻されてしまうように感じてしまって

いまいちハマれてませんでした。

 

ゲーム画面に集中しようとしても

DSは2画面になって意識は分散されてしまうし

画面の手前に自分の腕や手などが視界に入ってしまうのも結構ツライです。

ゲーム攻略自体も画面内だけでは完結せずに

ペンの正しい動かし方や正しい腕の振り方みたいな

リアル側の比重が増してくるので

なんだかゲームが浅く小さなものに見えてしまう感がありました。

 単純に新しい操作方法に対応できなかったというのもあります。

 

それはWiiUでも相変わらずで

スプラトゥーンでもジャイロ操作はOFFを貫いていたのですが

 

ここにきてどういうわけか「スターフォックスゼロ」をプレイしたら

そのあまりの斬新な操作性に感動してしまって

これまでの体感式操作の認識を改めなければならないと思った次第です。

 

スターフォックスゼロでは

機体の操縦を行うメイン画面と

コックピットからターゲットを狙うパッド画面に分かれていて

更にターゲットの狙いはジャイロ操作で行う必要があります。

 

やってみたら分かるのですが

パッド画面を見ながら敵をジャイロ操作で狙いつつ

敵や障害物はメイン画面の方を見て回避する必要があるので

最初はワケがわからず混乱してしまってめちゃくちゃ難しいです。

その中でもパッドを傾ける必要のあるジャイロ操作が一番難しくて

やりにくいし安定しないしでやっぱり苦手なんですけど

 

このゲームに限ってはそういうのが苦にならないというか

プレイしている内に何でこういう操作方法になっているのか

理解できるデザインにちゃんとなっていてヤバイくらいゲームの世界に没入できます。

このマルチ画面と体感型操作の組み合わせによる脳の刺激を

ちゃんと処理できるようになると素晴らしい体験ができるようになります。

 

というか自分はそういう面白さにようやく気づけるようになったワケで

こういう感覚にもっと早く気がつけたら良かったです。

2画面タッチパッドの可能性というか、こんな面白いゲームがあるなんて

WiiU、まだまだ全然イケるやん!!という感じです。

 


スターフォックス ゼロ トレーラー

マジカルホッパーズ 雑感

 

マジカルホッパーズ

 今日は「マジカルホッパーズ」というゲームをクリアしました。

調べてみたらこのゲームは海外の「Pandemonium!」というゲームの

キャラだけ日本用に差し替えたものらしいです。

 

内容は横スクロールの疑似3Dアクションというやつで

操作自体は進行方向に十字キーを押すだけの2Dジャンプアクションだけど

カメラが立体的に動くことでまるで

3Dアクションをプレイしているように見えたりします。

似たゲームに「風のクロノア」というゲームがあって

おそらくその元になったゲームなんじゃないかと思われます。

 

 2Dアクションはキャラが中央のまま背景がスクロールするのに対して

このゲームはその場その場で視点が変化するのでより世界が広がっている感じがします。

最近では当たり前になっている3D空間を自由に行き来できるゲームとも違う感覚で

カメラがプレイしやすい視点で動いてくれるんじゃなくて

見映えとか迫力のある視点を重視して動いているので

画面からより演出的な印象を受ける感じが強くて新鮮です。

 

それが良いところでもあり悪いところでもあって

場所ごとにカメラの角度や距離が変わるので操作感もそのまま変わってしまって

何度もミスしてからその原因に気づくことが多かったです。

その上このゲームには洋ゲー特有のよくわからない難しさがあって

非常にやっかいな箇所も幾つかあったんですが

それ以上に世界観が素晴らしかったです。

特にゲーム後半はステージの仕掛けなんかも含めて何が待ち受けているのか楽しみで

ぴょこぴょこ歩き回るだけでも面白かったです。

ボス戦も含めてとにかく工夫されてるところが多くて

そういうところはスゴイ楽しめました。

 

あとキャラデザは

パッと見ヘンテコな格好してるし変わったデザインだなーって思うんですけど。

海外のオリジナル版はそういうのと違う意味で色々とヤバイデザインで

それを知った上でゲーム内のステージや世界観を体験すると

日本版のデザインはとても優れていることがよく理解できました。

 

キャラデザはSUEZENっていうヤダモンの人って知って

ああ!ってなったんですが

このキャラデザのおかげで最後までプレイし続けられたので

 やっぱり偉大な人なんだろうし、キャラデザの力も偉大だと思います。

 

 自分がプレイしたのはPS版で

PS版は止め絵だけでほとんどアニメシーンもなかったのですが

SS版の方はあるらしいです。

PS版にもあれば良かったなあという感じです。

 


Magical Hoppers - マジカルホッパーズ aka Pandemonium! (Quick Gameplay) Sega Saturn

アニソン Butter-Fly 雑感

           Butter-Fly

先日の「デジモンアドベンチャー」ニコ生一挙放送を観てる内に

そのOP曲である「Butter-Fly」の歌詞が気になり始めてしまいました。

 

無限大の夢のあとの 何もない世の中じゃ

そうさ愛しい 想いも負けそうになるけど

stayしがちなイメージだらけの 頼りない翼でも

きっと飛べるさ On My Love

 

このサビのフレーズは音楽としてはノリノリなんですが

歌詞の内容によって、もっと虚しい感じで励ましているように聞こえます。

 

ゴキゲンな蝶になって きらめく風に乗って

今すぐ キミに会いに行こう

余計な事なんて 忘れた方がマシさ

これ以上 シャレてる時間はない

 

実際、Aパートの歌詞はノリノリな歌詞になっているのに

Bパートから様子が変わって少し不安な歌詞になってきます。

 

何がWOW WOW~ この空に届くのだろう

だけどWOW WOW~ 明日の予定もわからない

 

 そこで次の「無限大の夢のあとの何もない世の中」なんですが

最高潮なサビとは裏腹にAパートからのこの不穏な流れはいったい何なんだ?

という感じです。

 

 「無限大の夢のあとの何もない世の中」ってスゴイ言葉だと思うのですが

結局この歌詞はどう意味で何を伝えたかったのか単純にとても疑問になりました。

 

 曖昧な言葉って 意外に便利だって

叫んでる ヒットソング聞きながら

 

ただ 歌詞の内容がどうとでも取れるような皮肉っぽいことも

2番では歌われているのであまり細かい意図はないのかもしれません。

 

本当はもう少し自分の解釈なども書くつもりだったんですが

本来の曲の歌詞が持つ謎めいた魅力のようなものに

書いている途中で気づき始めてきました。

この曲のカッコよさと謎めいた歌詞の魅力が

「Butter-Fly」が名曲である理由の1つなのかもしれません。

 


デジモンアドベンチャー OP