temu38のブログ

ゲーム、漫画、音楽、映像などの作品について色々書いています

ベイビードライバー 雑感

   ベイビー・ドライバー(通常版) [Blu-ray]

「ベイビードライバー」は所謂、車モノの映画で

車がたくさん登場する映画です。

 

カーチェイスのシーンになると

BGMが切り替わってスタントをバリバリ使って

街中の道路やら交差点やらを駆け巡るのが

 車映画のよくあるパターンだと思います。

この映画でも最初からいきなりその手法が使われているのですが

他と映画と違うところとして

主人公が実際にイヤホンから音楽を聴いているという設定があり

それらの曲を映画を通して聞いているというのが

この映画の最も魅力的で面白いところでした。

 

そのシーンでなぜその曲が流れるかというと

主人公がその場でその曲をipodで選曲して聞いているからという

最も明確な理由付けがあった上で映像が作られているので

観ていてすんなりと主人公にそしてこの映画自体に感情移入することができました。

 

 車のシーンだけでなく、会話シーンすらも

この映画ではカーチェイスのように仕立て上げられてしまうのも面白かったです。

また華やかなシーンが流れるだけでなく

ダークでハードな部分もしっかりと描かれています。

特にジェイミー・フォックスのキャラと演技が良い意味でえげつなくて

観ていてヤバかったです。

 

ただそんな時でも主人公は頑なに音楽を手放さず

ひたすらにドライバー任務に徹する

正にノーミュージック・ノーライフな映画です!!

 

結果として車好きのための映画とはちょっと違うかもしれませんが

それ以上にカーアクションの演出やその手法について考えさせられる

とても興味深い映画になっていると思います。

ちょっと長かったけどとても面白かったです。

あと主演のアンセル・エルゴート

F1チーム、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン

どうしても見えてしまったのでF1好きな人にもオススメです。

 


BABY DRIVER - 6-Minute Opening Clip

 

スーパードンキーコング2 BGM「パイレーツ パニック」雑感

 


[Donkey Kong 2 OST] Klomp's Romp

 

夢のお告げを聞いてスーパードンキーコング2を始めました。

今回はその最初のステージ「パイレーツ パニック」ステージのBGMについて

書いてみたいと思います。

 

ステージを開始すると突然メロディも何もなく

よくわからない効果音が鳴り出します。

ステージが船であることから船のきしみ音らしいと思われます。

自分がステージの状況を理解しだしたところでようやく

ドラムのリズムがフェードインして来ます。

 

次第に陽気なメロディが流れて調子がノッてきた時に

あのスーパードンキーコングのリズムが帰ってきた!

と実感が湧いてくるのです。

 

前作スーパードンキーコングの代表するような曲

バナナジャングルステージにの衝撃を思い起こさせるような

曲にしたかったんじゃないだろうかと

改めてプレイしてみて感じました。

 

あとこのドラムのリズムとメロディは

どう考えてみても野球の応援歌に合っていると思うので

どこの球団でもいいから是非使ってほしいです。

 

 スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー

ω Labyrinth Z (オメガラビリンスZ) 雑感


オメガラビリンスライフ -Switch   【PS4】ラビリンス ライフ

 

8月1日(おっパイの日)にローグライクとおっぱいの夢の共演、

オメガラビリンスライフ 」が発売されました。

何の因果か、それに吸い寄せられたかのように

自分も最近ローグライクにハマっていたので

とりあえずその前作にあたるオメガラビリンスZ」を

購入してプレイするに至りました。

(初代オメガラビリンスは携帯機のため見送り)

 

       【PS4】オメガラビリンスZ

 このゲームの主なお色気要素として挙げられるのは

・ダンジョン内に存在するω(オメガ)パワーを入手すると

胸がどんどん膨らんでいく特殊演出があること

・イベントやスキル習得の際にコントローラー操作での

お触り系の演出などがあること

・アイテム識別の際にL3ボタンとR3ボタンを使ってぐりぐりしながら

パイずり(!?)するというものです。

 

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 ・頑張ればなんとZカップまでいける仕様。

でもダンジョンを出ると初期サイズに戻ってしまう。(´・ω・`)ショボーン

 

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・ お香を焚いて悶絶覚醒させてスキルを取得!(左)

女の子をいっぱいタッチして喘がせよう!('ω')ノイエー

・不確定結晶(未識別アイテム)をしごいてアイテムを鑑定(右)

 識別するのにこの発想はなかった。

最近の識別の巻物はありがたや~ (--)ナンマンダブー

 

 

ダンジョンを攻略しながら

胸もレベルも育てていってはHなイベントを拝むというのは

男の夢と浪漫とローグライクの見事な融合を果たした

とても素晴らしい評価できる部分だと思います。

 

しかしその際、気になってくるのがエロとゲームとのバランスです。

当然のことながらダンジョンの攻略中に胸が大きくなるカットインが入ったり

温泉でお触りイベントが発生したり、パイずりでアイテムを鑑定したりしていては

ゲームのテンポは悪くなるばかりで・・・でもそれはいいのです!

それを望んでプレイしているわけだから。

 

エロ自体は何も悪くはないのですが

エロ目的のゲームプレイには

ゲームとエロの主従逆転が付きもので

必ずどこかの段階でゲームの方が邪魔になったり

面倒になったりするタイミングというのが経験上必ずあります。

プレイは杜撰になり、画面上の全ては既視感で溢れて

まだ見ぬエロCGのみを求めて作業を繰り返すようになったりします。

そんな時に支えになるのが基本となるゲームシステムなのですが

果たしてこのおっぱいゲーにシステムがどれくらい耐えうるのだろうか?!

とても心配です。

 

いわゆる萌えとゲームの相性に感じる違和感は

そこらへんにあると思うのですが

だからこそ、この2つの要素の関係性は

まだまだ追及できる部分は山ほどあると思うので

オメガラビリンスに限らずこういった感じのゲームが

より良くなっていくことを期待したいです。

 

ファミ通 1600号 71ページより

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 《バスト・阿・ムーブ師匠の教え》

ゲーム内のエロは気を付けないとゲームを崩壊させる危険性があり、

かといって存在する以上は賢者に陥らずにちゃんと向き合う必要もあるという

姿勢をちゃんと表しているように思えたので引用させていただきました。

 

 
【PS4/PS Vita】オメガラビリンスZ 公式プレイムービー「胸膨らむ冒険編」

ソニックマニア・プラス 雑感

   ソニックマニア・プラス 【限定版同梱物】・アートブック (36P) ・SONIC MANIA PLUS Original Sound Track (CD2枚組) ・メガドライブ風リバーシブル仕様ジャケット ・特製ボックス 同梱 & 【Amazon.co.jp限定】メガドライブ風PC&スマホ壁紙 配信 - PS4

何事においても重要なものの1つに信用性というのがあります。

ゲームにとってそれはルールだったり判定基準だったり操作性だったりします。

それを確認していくことでゲームプレイが上達していくことも楽しみの1つです。

 

そうやって築き上げた感覚が普段と違ったり、毎回異なるようなことがあれば

その部分に対しては信用性のない、不安定な要素である事実を

受け入れた上で物事を進めていく必要があります。

 

アクションやシューティングなどの

技術を求められる類の ゲームにおいては

単純なミスや不調が原因だったりすることもありますが

今まで培ってきた絶対的な経験や感覚が失われようなことがあると

それはもう自身の感覚、もしくはそのゲーム自体を疑ってしまうことがあります。

 

最近そういうことが増えて来ていて

それはゲームに対する老いであり引退の時期なのかもしれません。

でもその後、それらのジャンルに対してどう付き合っていけばいいのか?

そのまま放ってしまうというのではあまりにも薄情というか

そんな浅い関係で今までやってきたのかという気になったりして

モヤモヤしたまま今回紹介するソニックマニア・プラス」をプレイしたのですが

 

 楽しい!

 

正直ソニックの速さに操作が全く追いつかない。

というか、そんなにアクションを要求してこないけど

なんかよくわかんなくてもジェットコースターみたいで楽しいです。

メガドライブ版の2Dソニックは突っ走りすぎると

ミスを誘う仕様だった気がするのですが

今作はマップの縦横無尽をダッシュして、どこへどんな風にいっても

そこまで困らず最後まで進めることができました。

 

さすがに終盤になるとステージも複雑になってくるのですが

どのステージもとにかくギミック満載のアトラクションみたいで

次に乗るジェットコースターを求めて遊園地を歩き回る気分みたいでした。

ボス戦やボーナスステージもとにかくアトラクションじみてて

流石はSEGA!流石はソニック

ユーフォーキャッチャーのBGMを聞いて

ワクワクするあの感じがよみがえってきました。

 

もちろん、ちゃんとしたやり込み要素も充実していて

カオスエメラルドやボーナスコインの入手などは

一筋縄ではいかない要素もちゃんとあるのですが

個人的な感想としての「ソニックマニア・プラス」は

複雑な操作性を要求せずに

2Dアクションゲームを単純なエンターテイメントとして

とても楽しむことができました。

 

ゲームと不確定要素というのは

切っても切れない関係だとは思うのですが

これからもこれらと上手く付き合っていければと思っています。

 


『ソニックマニア・プラス』プロモーション映像