ロックンチェイス 雑感
ゲームにおける世界観の重要さが理解できるゲームの1つに
このゲームはアーケードゲーム「パックマン」とほとんど同じシステムです。
パックマンが丸いエサ(?)を集めるかわりに
主人公のルパンが銀行に忍び込みコインを全て拾い集めればステージクリアです。
パックマンで登場するところの得点アイテムは$袋に、
無敵アイテムはダイヤになっています。
やってる感覚としてはほぼ完全にパックマンなんですが
それがお金やダイヤをかき集めるという設定に変わっただけで
ロマンがあるというか何だかワクワクする感じがあります。
そもそもよく考えて見ればパックマンって一体何なのか?
何に追われていて、何でパワーアップすると敵を食べられるようになるのか?
よくわからないんですけど
そのパックマンのよくわからない部分を
このゲームではお金を貯めるという行為に置き換えることで
ゲームプレイの質は同じでも違った体験のように感じられて面白いです。
パックマンの記号的でシンプルなデザインには
時代に流されることのない普遍的な良さがあると思うので
デザインの選択の問題だとは思うのですが
今回はその色づけの仕方が面白くて取り上げてみました。