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「GOTCHA!」 | BUMP OF CHICKEN - Acacia 雑感


【Official】Pokémon Special Music Video 「GOTCHA!」 | BUMP OF CHICKEN - Acacia

 

今更ですがBUMP OF CHICKENによるポケモンのテーマ曲(?)である「アカシア」

およびそのMV「GOTCHA!」について書いてみます。

この動画の映像面については多くの観察と考察されていますが

音楽面、というか曲の歌詞については

あまりポケモンとの関係を考証していないのではないか?

というのが主な理由です。

 

しかし自分が見る限りではアカシアの歌詞が

ポケモンの特定のシーンを示唆するようなことはないように見受けられました。

ただ多くの企画とコラボを実現してきたBUMP OF CHICKENの音楽が

ポケモンとの関係を無視するワケがない!

ということでBUMPはポケモンをいったいどういう風にとらえたのだろうか?

 

透明よりも綺麗な あの輝きを確かめにいこう

 

ゴールはきっとまだだけど もう死ぬまでいたい場所にいる

 

泣いたり笑ったりする時 君の命が揺れる時

誰より(近くで) 特等席で 僕も同じように 息をしていたい

 

ポケモンのゲーム性よりも

ポケモンとの関係性を重視した歌詞になっているのは明確で

それは「君」との関係を唄い続けたBUMPの基本的なスタイルだと思うのですが

ポケモンというゲーム内において

 ゴールはきっとまだだけど もう死ぬまでいたい場所にいる

 というのはゲームをクリアしていくという行為、

ジムリーダーに勝利したり、ポケモンマスターを目指したり

あるいはポケモン図鑑をコンプリートするというような

特定の目的を果たすこととは無関係に

単純にポケモンと伴に冒険すること自体が重要なんだと唄っている気がします。

それがつまり

透明よりも綺麗な あの輝きを確かめにいこう

 という目的の遂行を超えた行為

それは透明で見えないけどきっと綺麗であるだろうはずの輝きを確認すること、

に繋がっていくのだと思います。

 

ポケモン24周年、ヴァージョンの違う正当作品に

派生、外伝作品を加えればその総数は数知れず、

新作が出る度に話題が沸騰する絶大な人気を誇るポケモンですが

これ以上に何かをポケットモンスターというゲームに

期待することがあるだろうか?

仮にそれが思いつかなかったとしても

ポケモンの新作が出るとなればそれはまた人気になるだろうし

皆がこぞってプレイすると思います。

そのことを「GOTCHA!」というMVは証明してくれたんじゃないでしょうか。

 

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