Jeff Mills「WHERE LIGHT ENDS」雑感

     Where Light Ends

このCDはJeff Millsと日本人初の宇宙飛行士である毛利衛氏の対談から

着想され、打ち上げ準備から地球帰還までをストーリーとして編み上げたものを

アルバム化したものです。(帯の説明より)

 

宇宙的なサウンドを操るJeff Mills

実際に宇宙へ行ったことのある毛利氏の実体験を取り入れることで

より強固で確実な宇宙サウンドになっています。

 

このアルバムを聴くと宇宙のその情景が目に浮かぶというか

それを音で直感的に理解することができると思います。

 ロケットの打ち上げや大気圏突入、

宇宙空間の何もない感じとか生命維持装置のようなものまで音楽化されています。

 

 Jeff Millsの曲は知らない方が多い程度の知識しかないんですが

宇宙的なテーマとサウンドということもあってかなり抽象的なイメージがあります。

このアルバムはとても具体的なので

 そういうところに今回の対談が活かされているのかなという感じです。

 

 音楽自体がそもそも抽象的なものですが

それでも大抵の音楽には無意識の内に

不必要な形式だったり装飾だったりが無駄にくっ付いてしまいます。

Jeff Millsの音楽はそれを必要最小限に押さえてくれているので

曲がスッと耳に入ってきてとても聞きやすいです。

 

ジャンル的にはミニマルテクノに属することもあって 

 ある種の電波というか周波数の様なサウンドの様にも聞こえます。

 よく体に影響の良い周波数、悪い周波数みたいな話を聞いたりしますが

調べたりはしてないけどJeff Millsの音楽はとても心地よいので

きっと体に良い影響のある周波数だと思います。

 

それはつまりシンプルでありながら機能的な音楽であるということで

それってとても未来的な音楽だと言えると思います。

進化した未来ではこういう音楽が普通になっているのかもしれません。


Jeff Mills "Where Light Ends" Comic Video