temu38のブログ

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フードファイタータベル 雑感

     フードファイタータベル 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

フードファイタータベル」

週刊少年ジャンプの巻末に「ピューと吹くジャガー」が載らなくなって以来、

ギャグ漫画自体から縁遠くなっていたのですが

ふと本屋でこの漫画を見かけたことをきっかけに

再びうすた先生の漫画と巡り合うに至りました。

 

個人的にギャグ漫画と言えばうすた先生!というくらい

多くのギャグ漫画は影響を受けていると思うのですが

その分どのギャグ漫画を読んでも悪い意味で

うすた先生の影を感じるようになった気がします。

 

フードファイタータベル」は大食い漫画をテーマにしていますが

ギャグがどうこうというよりはそのテーマにちゃんと則った上での

ネタであり、キャラクターがあるという基本的なことを

ちゃんとできているということが漫画として何より大事な部分だと感じました。

 

うすた先生自体、割とテーマをほったらかしにする作風だと思うのですが

今回に関しては必要以上に真面目に、

真正面からテーマにぶつかって行く姿勢を見せています。

 それが逆に不自然なように感じることもあるのですが

弱点を克服するというか総合力が上がったというか

ギャグ漫画家というより漫画家として一皮剥けて成長している感があります。

 

実際、漫画として相当技量のある描写が山ほどあるし、

だからこそ、それをぶん投げる時の気持ち良さというか

うすた節の魅力にも磨きが掛かっているので

そういう部分が好きな人は焦らず堪えながら

まだかまだかと待ち構えながら読み進めてほしいです。

 

 結果として大食い漫画として、というよりは

1つの漫画としての評価になりましたが

結局ギャグ漫画でもストーリー漫画でも

基本的なことを抑えた上での面白さである、ということではないでしょうか?

ギャグとしてはキレが減ったかもしれませんが

その分、深みとコクが増してよりまろやかなうすたワールドを体験できると思います。

 

 食欲をそそるかどうかは分かりませんが

食べ物漫画としてはかなり異色な存在なので気になった人はぜひ読んでみてください。

 

FATE Grand Order ウエハース 6 の足跡

     Fate/Grand Orderウエハース6 (20個入) 食玩・ウエハース (Fate/Grand Order)

FATE Grand Orderのウエハース菓子があるのですが

それを食べ続けること31食、期間にして3ヵ月ほどにて

ようやくこのウエハースを食べ終える決心をつけるに至りました。

 

目当てはもちろん、おまけのトレーディングカード

ウエハースの方も美味しいのですが

食べ続けるほどにホワイトチョコレートが胃にもたれる感じでキツかったです。

神羅万象チョコの方は普通のチョコなので何枚でもいけてた)

 

何気ない気持ちで食べ始めたこのお菓子でしたが

BBなるキャラクターを引いてからというもの、

その魅力に惹かれて(特におっぱいが)

もう1人の魅力的キャラクター、パッションリップたんを引くまでは

続けてみようと気長に食べ始めることにしたのでした。

 

 一度の購入で1、2食

毎日食べるのもアレなんで日を置きながら続けている内に

どれも同じように見えていたコンビニも

FATEウエハースがあるかないかだけで見え方が変わるようになり

通いやすさやとか品揃えなんかまで意識したりするようにまでなりました。

 

これだけでも普段とは少し異なる日常というか

ちょっと視点を変えるだけで見つかる新しい発見というか

そういうのが結構あったんですが

 その間にも色んなカードが出たり、被ったり、

そのカードを引いた時の状況や心情、タイミングなど

 そういうこと自体が一種の占い的な感じで

日々の生活のちょっとした楽しみになっていました。

 

正直、 FATEに詳しいワケでもないので

よくわからないキャラがダブったりすると

なんか笑えたり落ち込んだりもしたんですがとりあえず、

なんとかお目当てのキャラクターを引き当てるところにまで

辿り着けることができました!

 

最後にパッションリップたんを引いた時の

「あ、もうこのウエハースを食べなくていいんや!!」というこの終わった感、

自分の中で何かが終わるという感覚を久々に経験することができました。

 

いわゆるガチャ中毒と呼ばれる症状は

時間とか空間、リアルな体験を通り越して

それを引きたい、引かせたいという部分のみに

特化した状態なんじゃないかと思ったので

ガチャがもっと豊かになれば世の中も豊かになるんじゃないかと思います。

 

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 お気に入りのキャラクター、左から

パッションリップ(R)、BB(N)、アルトリア・ペンドラゴン(SR)

 

ロックマンゼロ2 雑感

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先日、ロックマンゼロ2をクリアーしました。

前作のロックマンゼロで既に満足してしまうほどの出来栄えで

そこから続編をどうやって進化させていくのか、

予想もつかないままにプレイしたのですが

今作も相当にヤバイ出来栄えになっていました。(良い意味で)
 

ゼロシリーズだけでなく、ロックマンシリーズでも

当然と思われていた前提をこうも覆してくるのか?!

と言うくらい驚きの連続で

いったい次はどんな仕掛けが待ち構えているのか?

未知の難しさに対して不安になりながらも

それが楽しみで何とか最後までプレイすることができました。

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今作で新登場した謎のキャラクターのエルピスが

良くも悪くも予想外な存在で先の展開に一喜一憂したりしたのですが 

ゲームの面でも次々と迫り来る困難に打ち勝ったり、負けたりで

個人的な体験としてロックマンゼロ2は

エルピスを象徴したかのようなゲームになっている感じがしました。

 

とにかくアクションが豊富で前作を超えた出来映えになっています。

ロックマンゼロシリーズは全部で4作品、

未プレイがまだなんと2作品も残っている!?

一体、この先どうなってしまうのか?楽しみです。

 

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初っ端のボス、ヒューレッグ・ウロボックル戦から

いきなり空中足場の上での戦闘を求められる。

落下するともちろんミスになる。

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パンター・フラクロス戦では2台の走行中のトラックの上でのバトルが熱い!

トラックとトラックの間の壁を利用すると安全に戦える。

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中盤では爆弾解除を行うシエルの護衛イベントが発生。

通常とは違うアクションと臨場感が新鮮。

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終盤は前作に登場したボス、ヘラクリウス・アンカトゥスが

クワガスト・アンカトゥスと共に登場する。

ドラマチックバトルを彷彿とさせる演出が熱い!

 参考動画元

https://www.youtube.com/playlist?list=PLvYoyJX-LBnV5oep8nrAWhM0J7uJBkLJY

 


Japanese TV Commercials [1567] Rockman Zero 2 ロックマンゼロ2

 

Super Pixel Racers 雑感

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シューティングゲームFPSとTPSがあるように

レースゲームにも車内から運転する主観視点と

車の背後から操作する客観視点のものがあり

さらに上から車を見下ろしてプレイする俯瞰視点のものがあります。

今回紹介する「Super Pixel Racers」は俯瞰視点によるレースゲームになります。

 

 https://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/174000530m.jpg

俯瞰視点タイプのレースゲームと言えば

ファミリーサーキット」などが挙げられると思うのですが

いかに速度を保ちながら、コースから踏み外さないように走るか、という点にのみ

意識が行ってしまいがちなイメージがあります。

 


ファミコン版 ファミリーサーキット【Family Circuit】

 

Super Pixel Racersでは俯瞰視点にニトロターボとドリフト走行を設けることで

俯瞰視点の走行を豊かなものにすることに成功しています。

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ニトロターボとドリフトはボタン1つで簡単にかつ繊細な走行が可能になっています。

 

プレイしてみると理解できるのですが

俯瞰視点のレースゲームとしては異常なほどに

ドライビング要素が高められていて

俯瞰視点でプレイしているはずなのに

通常のレースゲームの視点から車を運転しているイメージが浮かぶような、

不思議な感覚に陥りながら遊ぶことができます。

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 とはいえ、ゲームはとても激しく、ハイスピードなので

なかなか手応えがあります。

また細部まで行き届いた素晴らしいドットデザインによって

非常に統一の取れた世界観に仕上がっています。

 ゲームモードも豊富で飽きが来ず

色んなルールの走りを楽しむことができます。

俯瞰視点のレースゲームでここまで深いゲーム性を味わえるとは

思っていなかったので正直、驚きました。

値段も低価格なので安い・速い・旨いの3拍子揃った

とても良いゲームだと思います。オススメです!


Super Pixel Racers - Launch Trailer | PS4