temu38のブログ

ゲーム、漫画、音楽、映像などの作品について色々書いています

メダロット5 通常戦闘BGM 「Hot Rod」 雑感


メダロット5 通常戦闘BGM

今秋に復刻されるメダロットシリーズ

メダロットラシックス プラス」!!

www.medarotsha.jp

メダロットシリーズはさわりだけで

ほとんど未プレイに近い状態だったので

少し調べていたのですが

何と1~4作目まで同じメロディの通常戦闘曲が

ずっと使用され続けています。

 

それだけの価値のある名曲ではあるのですが

作品をまたいでの通常バトルBGMの使いまわしというのは

個人的にどうしても気分が凹みがちになります。

せっかくのシリーズの続編なのだから

気持ちを改めて新鮮な気持ちでゲームをやりたい、

という時に通常バトルBGMが前作と同じというのは

プレイし続ける上でかなりネックとなる大きな問題だと思います。

 

しかもメダロットの通常戦闘は想像以上に

1回ごとの戦闘が長かった(イメージがある)ので

当時シリーズを最初からプレイし続けてきたプレイヤーたちは

一体バトルBGMにどんな印象を持っていたんだろうか?

それと同時に今回取り上げたメダロット5のこの曲は

名曲なのはもちろんのことですが、それ以上に

シリーズを最初からプレイし続けてきたプレイヤーたちにとって

どんな風に迎えられたのだろうかと気になりました。

5作目になってようやく変わったバトルBGM、

その衝撃は相当大きかっただろうし

とても感慨深いものだったんじゃないかと思いました。

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duft pank 「discovery」雑感

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 海外のダンスミュージックに

duft pankってアーティストの

「discovery」ってアルバムがあります。

 

このアルバムの日本版は

松本零士という漫画家とコラボしていて

ジャケットやPVなど漫画アニメ的に表現しています。

 

音楽のPVはリリースされる楽曲につき

1つか2つ程度が普通だと思っていて

それはこのアルバムに関しても同様だったのですが

最近になってこのアルバムの全ての楽曲に

PVアニメが制作されていることを知ってビックリしました。

 

その内容は松本零士氏の得意とするSFストーリーで

1曲ごとがそのまま1話になる形で進行するので

なんと全14話、61分の長編アニメだった

ということになります。

なんということか!?前代未聞!!

こんなアルバムが2001年の時点で既に存在していたとは?!

 

音楽に対してメッセージやテーマ、想像力や物語性など

どこまで求めるべきなのか?

という疑問があって

この全曲アニメPVによって魅力が増す部分もあれば

イメージを損なう部分もあるとは思うのですが

 個人的にはこの試みは非常に素晴らしい、

とても意義のあることのように感じられました。

というのもこのアニメがSFであり

それがSFの存在意義でもあるからということと

もう1つは松本零士氏キャラデザのこのアニメが

良い意味でヤバくてとても良かったからです。

未来的で想像的で笑いあり涙あり

萌えに燃えてとてもワクワクする

とにかくとてもイカしたミュージックPVアニメになってます。

 

この作品をぜひ皆に観てほしいし

ただ良いとか悪いとか感想を言うよりも

音楽の意味とか在り方、作品形態も含めて

どういう風なのが理想的なのか

改めて見直して考えるキッカケになればいいと思います。

         

         duft pank-discovery

1.One More Time 

2.Aerodynamic

3.Digital Love

4.Harder, Better, Faster, Stronger

5.Crescendolls

6.Nightvision

7.Superheroes

8.High Life

9.Something About Us

10.Voyager

11.Veridis Quo

12.Short Circuit

13.Face To Face

14.Too Long


Daft Punk - One More Time (Official Video)


PS 「TOBAL NO.1」雑感

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初代プレステの3D格闘ゲームTOBAL NO.1というのがあります。

開発はRPGで有名なスクエアソフト(現スクエニ)ですが

左右にだけ進める疑似3D格闘ではなく

奥や手前に回り込んでの攻撃や回避、

狭いフィールドを利用してリングアウトを狙うなど

空間を意識した本格3D格闘ゲームになっています。

 

他にもこの格闘システムを用いたダンジョンをクリアしていく

エストモードがあったりやり込み要素の方もかなり作り込まれていて面白い!

 

面白い・・・( ^ω^)

 

 

・・・のですが難しい!というか勝てない!!

 

これはこのゲームが、ということではなく

個人的な格闘ゲームジャンルに対しての問題になってしまうのですが

そんな格ゲー下手にもこのゲームを面白く感じさせるものは何か?

それを考えてみたところ

やはりひと目見ただけで理解できる魅力的な鳥山デザインに尽きる、

という結論に至りました。

 

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鳥山明といえばドラゴンボールドラクエ

もはや説明不要のデザインを手掛けた偉大な存在ですが

その先入観を抜きに客観的に見てみても

やはりこのゲームのキャラクターたちはどれも魅力的です。

 

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ゲーム画面はこのイラストがそのまま動いたりするわけでは当然ありません。

このイラストがゲームに落とし込まれたときに

いかにこれらのデザインがゲーム画面を保つことができているのか?

そこに鳥山デザインの真価があると思います。

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その点において「TOBAL NO.1」のゲームシステムは

鳥山デザインと非常に相性が良いです。

(個人的にはドラクエクロノトリガー以上に!)

3Dの奥行き、分かりやすさ、

当時のハードや技術がどうこうではなく

単純に画面として美しく綺麗です。

まずそのシステムと世界観で格闘ゲームがプレイできる、

その前提が既に価値があり面白いことなのではないだろうか?

 

なのですが

それは勝ち負けや上手い下手要素の排除ということではなく

格闘ゲームに対するアプローチの手段としても

もっと豊かになっていけば良いと思っています。


Tobal No. 1 (PSX Trailer)

 

N64 「ブラストドーザー」雑感

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今回紹介するN64ブラストドーザーは環境汚染の阻止と土地の浄化、

人民を避難させたりするゲームです。

 

触れただけで大爆発を起こす有害物質を載せたトレーラーが制御不能となり

プレーヤーはトレーラーの進路を確保するために障害物となる

街や村の建物を破壊するのが主な目的になります。

進路上にある建物を壊せずにトレーラーが衝突してしまうと

爆発を起こしゲームオーバーになります。

 

進路の確保ために街を破壊、

建物も汚染されているので全て破壊、

とにかくトレーラーを爆発させることだけは防がなければいけない!!

というゲームです。

 

 

街を壊しながら救助活動を行うというのも変なのですが

個人的にレスキュー系のミッションをこなすというだけで

一仕事したような気分になったというか

ただのゲームに特別な付加価値が与えられたような感じがして良かったです。

もちろん、このゲームの製作はあの有名なレア社であり

アクションゲームとして面白かった上でのことですが

このゲームの設計とそれに基づいたデザインの破天荒ぶりも含めて

とても優れた64のゲームの1つと言えると思います。

 


[ブラストドーザー] Part0 / Blast Corps OP MOVIE