アニメ「ダンベル何キロ持てる?」 雑感
アニメ視聴に関する問題の1つとして挙げられるのが
「女性キャラクターの人数の多さ」があります。
その方がエロいし見栄えも良いし
アニメなのだから登場人物全員カワイくしたっていいし
そっちのがイイじゃんというのが
個人的に浮かぶ主な意見なのですが
そうなると次に浮かぶのは
どこまでアニメである必要があるのだろうか?
という疑問が生まれます。
ただエロいだけでいいならAVや成人漫画があるし
それ専用のエロアニメだってあります。
通常のTVアニメに対していわゆる萌えエロを求める場合には
TVアニメのストーリーや設定を前提とした上でそれらを要求していることになります。
このストーリー設定と萌えエロのバランスは
アニメを視聴する理由をいつも自分に問いかけてきます。
簡潔に言えば
TVアニメを建前抜きに楽しめるのはどこまでで
その作品は一体何なのか?
ということです。
例)ヒロインや登場人物の一部が萌えエロに特化していたりするもの
例)萌えエロが軍事やスポーツ、部活動などの幅広いジャンルとコラボするもの
例)萌えエロの比重がストーリー設定よりも大きくなってしまうもの
どれが良い悪いとか優劣の話ではなく
単純に世間話や日常会話など表立って誰かと好きなアニメの会話をする時に
素直にそのアニメの感想を語るのに躊躇したり
後ろめたさがあるというのはつらいことです。
自分の観てるアニメくらいちゃんと説明できるようになりたいものです。
アニメ「ダンベル何キロ持てる?」を観たのですが
筋力トレーニングの解説が第一目的のアニメとして作られていて
健康やダイエットをテーマにしたバラエティー番組
の感覚で観ることができました。
そこに萌えエロ娘とストーリー設定が付いてくるので
エロカワなのにとても安心して観れる
個人的に新しいスタイルの萌えアニメのように感じました。
これをもっと身内的な感じにしたのが
宇崎ちゃんとか高木さんとかの「○○くん」「○○さん」シリーズのような
親近萌え(エロ)系アニメな気がしました。
さらにはVtuver萌えなどまでも含んでいくのかもしれませんが
ここらへんまで来ると
作品の名目や分かりやすい目的がなくなってしまうので
「ダンベル何キロ持てる?」のバラエティ番組要素というのは
今後重要になってくるんじゃないかと思いました。
Vtuverなんかはいつも面白そうな企画を動画で流していますが
あまり萌えエロみたいなアニメ要素は感じないので
逆にもっと皆で映画とかバラエティなどの方面に
進出したりするのも面白いんじゃないでしょうか?
話がぼんやりしてしまいましたが
今回は「ダンベル何キロ持てる?」を観て
思ったことを文章にしてみました。