アニメ グランベルム 雑感
レンタルショップにある無数のアニメ作品の中から
自分の観たい作品を手に取るまでには
いつも色んな想いや考えが交錯します。
時間とお金のある人なら
観たいものを片っ端から観ていけば良いですが
それでも膨大な労力が必要です。
ある程度限られた選択肢から
何らかのアニメを観るに至るまで、
そういった出会いもまた1つの醍醐味だと思います。
今回視聴したのはグランベルムというアニメですが
一体その何に魅かれたのか?
それはもうアルマノクスと呼ばれる魔法人形(ロボット)に尽きます。
魔法世界を舞台に美少女たちがアルマノクスに乗って闘いを繰り広げる
そのキービジュアルだけでこの作品には価値がありました。
アニメを楽しむ上での基本に改めて顧みると
この観る者を引き込む力があった時点で
作品の良し悪しとは別に
そのアニメは既に観るに値する作品だった、そう考えて良いのではないでしょうか?
(自分の視聴している時間がそのまま自分の価値だという考え)
なぜグランベルムというアニメでそんなふうに考えたのかというと
ロボットアニメとしては最高に面白かったのですが
ロボットが絶対必要だったかと言うとそうでもなかったかもしれない、
美少女たちにも、もうちょっと何か救いようがあったような気がしたり
細かく言えばもっと色々と良くなるような点はたくさんあると思うのですが
その細かな修正点で変わる良し悪しの問題でどうこうと言うよりは
このグランベルムというアニメを観れて単純に良かったと
そう思えるようになったこと自体の方が大事というか
変な話ですがアニメ依存度が下がりながらも
アニメを楽しめるようになってきている感じがありました。
アニメの内容で面白さが変わるのはもちろんですが
アニメを観る者を引き込む力だけでワクワクさせるような
そんな魅力的なアニメでした。
欲を言えば是非プラモデルを作ってみたかったです。